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歯科医院開業時のマーケティング Webサイト

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歯科開業時のマーケティング

昨今の歯科開業時のマーケティングツールとして、自院のWebサイト(ホームページ)は欠かせないものです。ここでは、Webサイト制作に関する注意点をコンサル目線でお伝えしたいと思います。

サイトの第一印象が大事

初診患者の9割以上が来院前に医院のWebサイトを閲覧するとのデータがあります。(ケーズ調べ)急患の方はともかく、患者さんにとってはその医院が予約に値するかの判断をWebサイトで行うという事です。当然ながら、閲覧後に初診まで至らなかった(離脱)の患者さんも一定割合存在するでしょう。
そのように医院や院長の名刺代わりとなるWebサイトに関し、最低限整えておかなくてはならない情報は下記のような内容です。

  • 院長の情報(顔出しは必須)
    初めて行こうとする医院で院長が誰なのか、どのような経歴や実績かなどが判らない医院に行くのは躊躇してしまいます。迎え入れる側として、情報の提供は必須です。
  • お問合せ方法
    電話やフォームはもちろんのこと、最近では特に若い層に対してはLINE等のコミュニケーションツールの入口も効果的です。また、24時間対応で機会損失を少しでも減らす意味でもチャットボットなどを取り入れる事も一定の効果があります。
  • アクセス方法
    こちらが丁寧に記載されていると、安心感が生まれます。
  • 安全に配慮していることのアピール
    滅菌などの衛生管理に配慮していることは、歯科医院としては当たり前の話ですが、ここをきちんとアピールしているのとしていないのでは、やはり差が生まれてしまいます。当たり前のことでも、アピールしている歯科医院に患者は流れてしまう実態もあります。
  • 院内の雰囲気の共有
    可能であれば、診療台や待合室などの雰囲気を画像で共有すると患者さんが来院するまでに安心感が生まれます。安心できる環境であることをアピールしてください。
  • 最新機器のアピール
    残念ながら、患者さんは「最新の機器=安全・安心」と捉える傾向にあります。アピールできるものがあるであれば、アピールするに越したことはありません。
  • スタッフの雰囲気の共有
    スタッフさんは嫌がる方もいるかもしれませんが、受け入れ側のチーム(個別でなくても構いません。)に関して画像で共有すると患者さんが来院するまでに安心感が生まれます。

これらは最低限の情報です。
また、これらの情報が整った形で記載されていることが重要です。
中には院長が自作をされていいて、見た目が整っていないサイトを見ることもありますが、一部の患者さんを除き、嫌煙される傾向にあります。
そういった意味でも、格安でもパッケージとして提供されているASPサービスを使うか、プロの制作会社さんに依頼されることをお勧めします。

SEOと有料広告

Webサイトに関しては、ただ作成して終わりではありません。

初診の行き先を探している患者さんに見られなければ全く意味がありません。

では、どのようにすれば見られるようになるのでしょうか。

最も代表的なことがSEO対策とリスティングに代表される有料広告の二つです。

■SEO対策

簡単に言うと、GoogleやYahooなどの検索エンジンで狙ったキーワード(例えば、「赤坂見附 歯科」など)で上位表示されるよう、ページの構成や内容、他のサイトからのリンク等の調整を行うことを言います。但し、この施策は中長期的な施策となり、専門家に依頼したとしても、効果が出るまでに半年程度の期間は見る必要があります。

全ての調整を素人が自分だけで対応することはほぼ不可能ですが、昨今では「コンテンツSEO」が重要度を増してきている(ある「キーワード」で訪問してきた人たちにとって、そのコンテンツが有益かどうか)ため、専門家に依頼しない場合は、コンテンツを整えることを実施しましょう。歯科を探している人たちにとって有益な情報は何か?を考え、それらのコンテンツをどんどん増やすことをお勧めします。

余談ですが、「地域名 歯科」で上位表示されたい場合は、歯科の名称を「地域名+歯科クリニック」(例えば、「赤坂見附歯科クリニック」)とすると効果が高いとの話を聞いたことがあるかもしれませんが、これは我々のこれまでの経験からも効果が高いと言えます。

■有料広告

一方で、リスティング広告など、お金を支払えば検索エンジンの上位(有料広告枠)に表示され、狙ったキーワードで検索をしてきた人達の目に触れることが可能です。上位表示された自院へのリンクがクリックされると課金されます。狙ったキーワードにより課金単価が決められ、人気の高いキーワードほど、単価が高額になります。(インプラント関連のキーワードは高額です)

設定した予算配分によって表示回数も変動し、クリックによりその予算が消化された時点で広告の表示が終了します。従って、人気キーワードで少ない予算設定の場合は、一瞬で予算を消化しきってしまう事になります。

また、広告枠は限られているため、表示は単価の入札価格の高いサイトの表示優先度が高くなります。つまり、その面を高値で買った人が優先的に表示される訳です。あまりにも入札単価を低くして手を挙げても、自分に枠が回って来ない可能性もあります。

表示頻度はさておき、短期的に上位表示をさせるには有料広告は効果的です。しかしながら、設定や運用については、自身で行うには非常に難易度が高いため、専門家に依頼することをお勧めします。

歯科開業の教科書
編集部

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歯科開業の教科書 運営事務局

歯科医院の開業と運営に携わる現場コンサルタントが歯科開業に関する「旬」な情報を現場目線でお届けします。

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