求人の手段について

  • スタッフ採用
  • 人事労務
  • 人員計画
  • 歯科医師採用
  • 開業準備
人材・リクルーティング

はじめに、歯科衛生士、受付助手採用の現状についてお話します。

歯科衛生士の現状

歯科衛生士の新卒人数に対する求人数は公表されています。
平成28年度の新卒歯科衛生士 6,487名に対する求人人数は133,189名になっています。したがって、求人人数の倍率は20.53%となります。近年よく耳にする、歯科衛生士の倍率が20倍というのはここからきており、必ずしもすべての歯科衛生士の求人倍率が20%ではありません。
しかしながら、歯科衛生士の採用については、全国的に激戦状況となっております。
ご家庭との両立のため、午前中の時短勤務を希望される求職者や、フリーランスで勤務される求職者が増えている状況で、常勤での雇用が難しくなっています。
オープニングスタッフ募集として求人を出しても、採用ができないこともザラにあります。

受付助手の現状

歯科助手は歯科衛生士のようにライセンスが不要です。
オープニングスタッフの募集を出せば、比較的多くの応募が見込まれます。
ここで最も重要なのは、オープニングスタッフの募集では、最低でも1名は歯科医院で勤務したことがある経験者を採用できるかということです。いくら前途有望なスタッフを採用できたとしても、歯科医院での勤務経験が無ければ、一からドクターが教育しなければなりません。開業時であれば、ドクターにそのような時間的な余裕はないでしょう。

具体的な求人方法について

縁故採用

最も効率的なのが、縁故採用です。
ドクターが過去に一緒に勤務していたスタッフと一緒に開業をするのが、もっとも一般的で信頼性が高いのではないでしょうか。人間関係はすでに構築されていますので、新規開業時でも安心して仕事を任せることができ、また縁故採用は必然と離職率が低くなりますので、ドクターとしては大きなメリットがあります。また縁故採用のスタッフ側からみても、普通に採用されるスタッフより給与面で優遇されやすいというメリットがあります。

求人のWEBサイト、情報誌

2番目に紹介するのは、求人のWEBサイトや情報誌に掲載する手段です。
昨今のインターネットとスマートフォンの普及により、WEBサイトでの求人採用が当たり前の時代になっています。ひと昔前であれば、雑誌をぺらぺらとめくりながら、新規の求人をさがしていたものですが、今や、職種と地域を絞り込めば、簡単に求人情報を検索できるようになっています。求人サイトには、掲載料が必要なサイト、掲載料がかからないが採用時に手数料が必要なもの、スカウトメールに手数料が必要なものなど様々です

医療・介護・福祉の代表的な求人サイトを紹介しておきます
グッピー求人  https://www.guppy.jp/ 
ジョブメドレー https://job-medley.com/

公共職業安定所

3番目に紹介するのは、ご存じハローワークです。ハローワークには無料で求人を掲載可能です。しかしながら、採用に関しては、あまり期待できないかもです。
開業する地区によっては、十分な成果をあげることができたという実績もあります。
都心部よりも地方の方が採用実績は多いようです。

人材紹介会社

4番目に紹介するのは、人材紹介会社を利用する手段です。人材紹介会社のエージェントが求職者と歯科医院の仲介してくれるサービスを売りにしています。医科・歯科の転職においては一般的な手法になってきています。人材紹介会社を利用するメリットとしては、歯科医院側も求職者側も、お互い手間がかからないことです。求職者も歯科医院も、紹介会社に登録をしておけば、条件にあう歯科医院・求職者を探してくれ、入職の交渉まで行ってくれます。デメリットは、採用時の紹介料が高額であること。
紹介会社によって様々ですが、年収の15%~30%を成功報酬として支払わなければならなくなります。
仮に、前述の平均年収363万円の歯科衛生士を、紹介料が20%の人材紹介会社の仲介で採用した場合は、約72万円の紹介料が必要です。
紹介会社によっては、紹介料の下限や上限を設定しているところもありますが、コストが高いことに関しては、どこも同じです。

医院ホームページやSNSでの求人

医院のホームページを作成し、そこに求人情報を載せておくことも一つの手段です。
しかしながら、開業前であれば、医院のホームページも出来上がったばかりですし、求職者が検索しても、検索結果の上位に表示されるまでは、早くても数ヶ月はかかるでしょう。したがって、オープニングスタッフの募集時に限っては、あまり意味が無いと考えられます。
SNSでの募集も同じです。

歯科開業の教科書
編集部

この記事をシェアする

投稿者

歯科開業の教科書 運営事務局

歯科医院の開業と運営に携わる現場コンサルタントが歯科開業に関する「旬」な情報を現場目線でお届けします。

この記事のカテゴリー

関連するおすすめ記事

よく読まれている記事

関連タグ

おすすめサイト