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人員計画
2021.08.17

必要人員の算出
歯科医院の最適なスタッフ人数は、どのようにして算出すればよいか。
必要なスタッフ人数を算出するためには、開業する歯科医院でどのくらい売上を確保できるのかが重要になってきます。
保険治療がメインで、週休2日の歯科医院であれば、ドクター1名、常勤の歯科衛生士1名、常勤の受付助手2名、が基本的な人員配置と考えられます。
患者数からの逆算
まず平均的な歯科医院の売上がどのくらいなのかご紹介します。
厚生労働省の調査による「第22回医療経済実態調査医療機関等調査」によると、個人の歯科医院の平均売上は約4,500万円となっています。
構成比は、保険治療が約85%、他 (主に自費治療)が15%です。
従って、歯科医院の月当たりの平均売上にならすと、約375万円です。
しかし、これはあくまでも平均月間売上であり、月間売上が375万円よりも大幅に上振れしている歯科医院もあれば、大幅に下振れしている医院も存在しているということです。
つぎに月間平均売上375万円を稼ぐためには、どれくらいの患者数が必要でしょうか?
開業場所は東京都、月間診療日数22日、1ヶ月間すべての患者が保険治療で来院し、すべての患者が月間2回通院したと仮定して、シミュレーションをしてみます。
東京都の、2020年度1レセプトあたりの平均保険点数は、1,158点です。
したがって、患者を治療するにあたり、1人当たりの保険点数は、
1レセプト当たりの保険点数1,158点÷来院回数2回=579点です。
月間実来院人数は、月間売上が375万円ですので、3,750,000円÷5,790円=647人
1日当たりの実来院人数は、647人÷22日=29.4人です。
東京都ですべての患者が保険診療の患者だった場合、月間375万円を稼ごうとするのであれば、1日約30人は診療しなければならないということです。
例えば診療時間が8時間で、ドクターが1時間あたりに2名診療する場合であれば、1日最大で診療できる患者は16名となり、物理的に人手が足りません。したがって、1時間に診療する患者の数を増やすか、歯科衛生士による業務を増やしていく必要があります。
歯科開業の教科書
編集部
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